TrasNEWS

トラスより最新情報のご案内

カテゴリ:Tras Racing( 66 )
Rd8 Superbike Race in OKAYAMA.
24・25/SEP/2016
Race 1 Pos.25
Race 2 Pos.13

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by carbon_tras | 2016-09-26 18:50 | Tras Racing
TeamTras135HP 2016
 【2016年チーム参戦体制】
 トラスは「TeamTras135HP」(チームトラス135エイチピー)としてビー・エム・ダブリュー(BMW Motorrad Japan)の承認を受け、2016年全日本ロードレース選手権JSB1000クラス全戦・鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦いたします。
 ライダーは昨年に引き続き児玉勇太選手を起用し、マシンは市販状態でポテンシャルの高いBMW S1000RR,純正HPレーシングパーツを使用することで成熟させ、タイヤはブリヂストンにて上位入賞を目指します。
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監督:新田正直   チームトラス135エイチピーとして全日本選手権シリーズ参戦も3年目に突入します。ビー・エム・ダブリュー株式会社を始めご協力ご協賛をいただいているスポンサー様、応援して下さるファンの皆様の期待にそえるよう結果を積み重ねていきます。
 ボクサースポーツクラブの志を引き継ぐ135ゼッケンと共に、結束力の強いチーム力で、並み居る強豪の多いJSBクラスにおいて良い結果を残して行きます。
 2016年もTeamTras135HPに、あつい応援をよろしくお願いいたします。



ライダー:児玉勇太  c0084643_13144464.jpg 2016年もTeamTrasからBMW Motorrad Japan様のオフィシャルチームとして、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスにフル参戦できとても嬉しく思います。
それもBMW Motorrad Japan様を始めとした多くの企業様、また多くの方々のご協力ご協賛戴き心から感謝致します。
今年は、BMW S1000RRで走る2年目で自分自身にとって大事なシーズンだと思っています。
上位を目指すのはもちろんですが、一戦一戦をチーム一丸となって、BMW S1000RRで一年戦っていき、その中で全国のBMWファン、ユーザーの皆様になにかフィードバックできたらなと思っています。
応援よろしくお願い致します。
by carbon_tras | 2016-02-11 13:15 | Tras Racing
MFJ SUPERBIKE2014 Rd,6
●AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE 2014
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◆2014 全日本ロードレース選手権第6戦 スーパーバイクレースin九州
◆開催地:オートポリス(大分県)国際レーシングコース 4.674km
◆開催日:9月13日(土) 公式予選 9月14日(日) 決勝レース
■ 主催 : 株式会社 オートポリス オートポリス倶楽部
一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)
■ 特別協力 : 株式会社ブライト
■ 後援 : 九州運輸局/大分県/熊本県/日田市/菊池市/阿蘇市/柳川市/大津町/小国町/南小国町/産山村/日田市教育委員会/菊池市教育委員会/阿蘇市教育委員会/柳川市教育委員会/大津町教育委員会/小国町教育委員会/南小国町教育委員会/産山村教育委員会/日田市観光協会/菊池観光協会/阿蘇市観光協会/柳川市観光協会/肥後おおづ観光協会/小国町ツーリズム協会/杖立温泉観光旅館協同組合/南小国町観光協会/産山村観光協会

■ 開催クラス : JSB1000

■併催レース : 2014 全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦
GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2014 西日本シリーズ第2戦

◆天候:晴れ22℃
◆参戦クラス:JSB1000
◆周回数:19周
◆エントリー総数:27台
◆スタート車両:25台
◆完走:22台
◆TeamTras135HPライダー:寺本幸司
●観客:土曜日:4.560人 日曜日:11,300人

阿蘇外輪山の北方、標高900mに位置しているオートポリスに向かうには、宿泊先から大津ミルクロードを経由していく。道路脇の栗の木から零れ落ちた毬栗達が、秋の訪れをそっと教えてくれる。ほんの少しの雲と共に光り輝く青空のもと、最大標高差52mのテクニカルコースで、2014 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦が開催された。
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12時55分定刻通りレースはスタートした。スタートを得意とする寺本だが、朝フリー走行後に違和感を感じていたクラッチがスムースに繋がらず、数台に抜かれ出遅れてしまう。オープニングラップの最終コーナー出口で2台が転倒!赤いマシンと黄色いマシンは絡んだままストレートコース上まで滑走し、炎上するアクシデントが発生した、黄色いマシンを見た時に一瞬ヒヤッとしたが、ポジションを落としたおかげで難を逃れた。赤旗提示。コース上のマシンと、こぼれ出た油脂類の処理の為レースは仕切り直しとなる。ドゥカティを繰る須貝義行選手がギア抜けを起こし失速、直後にいたカワサキの井上哲悟選手が追突したことが要因のようだ。
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赤旗から約15分後、2度目のスタートが切られる、朝フリーから発生したクラッチをいたわりながらも寺本は順位を落とすことなく1コーナーに入っていく、トップグループは柳川明、中須賀克行、高橋巧、渡辺一樹、津田拓也、山口辰也、の6台、寺本はP15からP14と4周目にはP13に上げ着実な走りでサードグループのトップを死守している。
10周目の第1ヘアピンで渡辺が転倒、そのままリタイアとなってしまう。さらに100Rから200Rで高橋が転倒するもすぐに再スタートを切る。荒れ始めたレースの中、寺本は攻めと我慢が入り混じる混沌とした走りで14位チェッカーフラッグを受けた。
 レースも終盤戦に入りポイントランキングでは、同ポイントながらも酒井大作12位・寺本幸司13位と続いている。TeamTras135HP残り3戦、結果を残す走りでひとつでもランキング順位を上げることに専念する。
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■TeamTras135HP寺本幸司
■レース結果:14位
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■レース中のベストタイム:1分53秒576
■ポイントランキング:13位

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◆寺本幸司選手のコメント
全日本選手権オートポリスRd6は決勝14位でフィニッシュしました。ここにきてDDC(電子制御サスペンション)のセットアップに苦しんでますね。思い切ってライディングができず厳しい戦いでした。次戦の岡山はホームコースなんで頑張ります!!みなさん応援ありがとうございました!
At finals result was 14 position. So difficult to DDC system set up for this time. But we know, have to do for next race. Next race is my home circuit. Will one’s best to do everything!! Thanks everyone cheering for me!!

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◆武藤昇監督のコメント
サーキットでは、1周を幾つかの区間に区切りそれぞれ第1セクター・第2セクター・第3セクターのセクションタイムがモニターに表示されます。レースウィーク中は、走行毎にタイムを確認し、状況を把握しています。金曜日の走行から寺本のコメントは、的確で「第2ヘヤピンから一気に駆け下りる右連続と、大きめなコーナーでDDC制御が良くない方向に働き、タイムロスしている。」セクタータイムを照らし合わせると、第1・第2共にトップグループより+0.5秒差、第3セクターでは2秒以上遅れていることがわかりました。メカたちが様々な姿勢変化に向けセッティングし直しますが劇的な変化はありませんでした。電子制御サスペンションを使用しているチームは我々だけなので、情報も乏しく、難題にぶつかった感じです。一般走行からサーキット走行まで、難なく制御するDDCですが、世界でもグリップ力が高いと言われている日本のサーキットでスリックタイヤを使用する領域では、今ひとつライダーの思う所と違う制御になっていることを感じています。ただ、一般市販車を使用し最高峰レベルのレースに参戦している状況とすれば、素晴らしい結果をもたらしています。
今のチーム体制では、寺本には我慢の走りを要求することになりそうですが、結果を残すことに専念してもらい、最終戦!来年!“DDCの未来に向けたチーム体制作り”が必要と感じました!
引き続き、応援よろしくお願いします。
PHOTO: office25
2014年 TeamTras135HP はBMW本社及びBMW Motorrad JAPAN
オフィシャルサポートチームとして承認されています。

ご協賛各社様
◆住友ゴム工業株式会社(ダンロップタイヤ)
◆日信工業株式会社 (NISSINブレーキ)
◆トタル・ルブリカンツ・ジャパン株式会社(油脂類elfウエア)
◆株式会社 ビトーアールアンドディー(JBホイル/精密金属加工部品)
◆ビー・エム・ダブリュー株式会社
◆株式会社D.I.D  (ドライブチェーン)
◆株式会社ザム・ジャパン  (スプロケット)
◆株式会社フリクション  (表面処理)
◆株式会社ケミテック  (競技用冷却水)
◆ファンファクトリー  (車両ラッピング)
◆株式会社ベビーフェイス  (ステップ)
◆オメガ株式会社   (車両専用運搬車)
◆ジップモータープロ(車両メンテナンス)
◆有限会社テクニクス(サスペンション)
◆有限会社トーヨー産業(インターホンセット)
◆有限会社J・スタイル(車両スタンド)
◆BBSジャパン株式会社(PIT用椅子)





お問い合わせ:(有)トラス 新田正直
TEL055-977-9922FAX055-977-9925
e-maill:info@tras.co.jp
by carbon_tras | 2014-09-19 21:31 | Tras Racing
VLN2014 Rd,8
46. ADAC Barbarossapreis
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9/13に行われる予定でしたVLN8は、濃霧の為に中止となりました。

選手権は全10戦の内、上位ポイント8戦分を積算して争われます。
現在、135号車がクラス首位ですが、クラス2位の138号車フェラーリ458とは
僅差です。(それぞれ3勝ずつしています。)

引き続き、応援よろしくお願いいたします。

レポート:櫻井 崇
Report: Takashi Sakurai
by carbon_tras | 2014-09-19 21:18 | Tras Racing
VLN2014 Rd,7
OPEL 6-Stunden ADAC Ruhr-Pokal-Rennen
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クラス SP8 クラス
開催日 2014/8/23
天候 晴れ後雨所により強い雨
エントリー 総数:193 台 SP8 クラス:5 台
出走 総数:169 台 SP8 クラス:5 台
完走 総数:106 台 SP8 クラス:3 台
ドライバー #135
・Uwe Kleen 選手 ・Klaus Völker 選手
・Jordan Tresson 選手
ドライバー #136
・吉本 大樹選手 ・小林 敬一選手
・Jonathan Hui 選手 ・Keith Chan 選手
ドライバー #137
・Helmut Baumann 選手 ・Horst Baumann 選手
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8 月後半、朝晩の気温は10度を下回る!秋らしい気候となったニュルブルクリンク。

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2014VLN 第7 戦、OPEL 6-Stunden ADAC Ruhr-Pokal-Rennen が開催された。今回は唯一6 時間耐久レース。
8 時30 分から開始された土曜日の予選。予選開始直後からクラッシュが多発していた為、中々タイムが出せない。コース上のダブルイエローが解除されるタイミングを見計らってノルドシュライフェに入っていく。
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予選結果
135 総合39 位/クラス2 位
136 総合91 位/クラス5 位
137 総合88 位/クラス4 位
決勝スティントは
135 号車が、Tresson ~Völker ~Kleen ~Tresson
136 号車が、吉本~Hui ~小林~Chan
137 号車がHelmut ~Horst~Helmut~Horst
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決勝は、予定通り12 時スタート。3 台のCCS-R は6 時間の長丁場を乗り切る為に、慎重にレースを進めていく。135 号車のTresson 選手はその中でも傑出した走りを見せ、4 周目、5 周目に9 分切りを難無く見せる快走で総合20 位迄上がる。チームは7 周で136 号車、8 周で135 号車、137 号車をピットインさせる作戦を指示する。
3 台のCCS-R のピット作業が終わって一段落した辺りから、急に空を暗い雲が覆い始める。ウェットタイヤにチェンジするタイミングを計り始める。その頃、ノルドシュライフェでは局所的な豪雨が始まっておりピットは素早くウェットタイヤを準備し、ドライバーもKleen 選手にチェンジ。不運だったのは136 号車Hui 選手だった。タイミング悪く、他のクルマがピットイン中にホームストレートへ戻ってきてしまい、ピットで受け入れる事が出来なかった。その結果、Hui 選手は初めてのノルドシュライフェにも関わらず、ヘビーウェットを1周スリックタイヤで走る事になってしまった。第3 スティントの小林選手
この時点でSP8 クラスのライバル車はリタイヤや降格のペナルティなどで脱落しており、レースは事実上3 台のCCS-R による順位争いとなっていた。相変わらず毎周コースの何処かでクラッシュが起きており、全く予断を許さない状況に変わりはない。
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順調に走っていた3 台のCCS-R だが、アクシデントが起こったのは21 周目。136 号車がDöttinger Hohe を過ぎAntoniusbuche に差し掛かった時、コースアウト。ガードレールへ接触は免れたが、200km/h 以上出ている高速区間でのコースアウトにピットは一瞬青ざめた!136 号車はフロントスポイラーを失っており、ディフューザーも落ちかけていた。小林選手は燃料ギリギリまで引っ張る。3 台共最終スティントに入って運も味方し、1-2-3 フィニッシュ目前となったCCS-R。
136 号車Chan 選手がホームストレートでスローダウン、最終コーナーから立ち上がったところでエンジンが吹けなくなりストール、そこからエンジンの再始動が出来なくなってしまった。136 号車はファイナルラップにリタイヤという、厳しすぎるニュルブルクリンクの洗礼を受ける事になった。
壮絶な6 時間耐久レースはCCS-R のVLN 参戦初のクラス1-2 フィニッシュで幕を閉じた。
137 号車のHelmut Baumann 選手、Horst Baumann 選手は、CCS-R でVLN 参戦2 年目にしてようやく初トロフィーを獲得、忘れられないレースとなったに違いない。
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最終順位
135 号車:総合20 位/クラス優勝
136 号車:リタイヤ
137 号車:総合30 位/クラス2 位
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『Klaus Völker 選手のコメント』
もう1 周早くピットインしておけば?もう1 周我慢しておけば?それほど毎周状況が変わっていた。自分の最後のスティントで履いたカットスリックは、ハーフウェット位の天候が不安定な時にはとても使える。これだけ厳しい条件下でのレースだったから、今日は3〜4 位辺りを狙えればいいかな?と思っていたんだけど、それが1-2 フィニッシュ出来て
♪素晴らしいよ。ありがとう。
『Uwe Kleen 選手のコメント』
レースの前半からリタイヤしている車も多かった、無線でピットと定期的にレースの状況をやりとりして、自分達のペースでレースを組み立てたことが良かった。ダブルイエローも殆ど毎周出ていて、その減速区間を丁度無線に使っていた、レースも後半になってくると、オイルが散っている所が幾つか出てきて、とても危なくなっていた。ちょっとの油断、見落としで大惨事になるのがノルドシュライフェ、無事に車を完走させることが出来てホッとした。勝てて大満足だよ。137 号車も一緒にトロフィーが取れたしね。
『Jordan Tresson 選手のコメント』
車自体のパフォーマンスは良かった、コースコンディション、レースコンディションとの兼ね合いでレースを作っていった。混んでいる時は無理せず比較的空いている時はタイムゲイン出来る様に走った。いつも完走する事を第一に考えて走らせている。トラブル無しで走っていれば、ある程度の順位には行ける、冷静でいられる様に心掛けた。短い時間でコンディションが変わって、結局最後にはまた雨が降ってきたし、難しいレースだったね。でもここでしっかりと勝てたのが嬉しいよ。
『吉本 大樹選手のコメント』
ノルドシュライフェを一回走っちゃったら、日本のサーキットは片手で親指と人差指でステアリング握っても走れる位に感じちゃう。それ程魅力のあるサーキットだし、楽しいです。また来年来られる様に頑張ります。
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『小林 敬一選手のコメント』
念願のニュルブルクリンクで走る、レースに出るという思いがやっと叶えられました。噂通りスリリングだし、周りの雰囲気も含めて、ニュルブルクリンクというものが独特の存在感を出している、ここが聖地だと呼ばれているかを肌で感じる事が出来ました。ある程度思い通りに走る事も出来、本当に面白かった。ドライ〜ヘビーウェットと全部のコンディションを経験させてもらいました。自分のスティントはウェット中心で、1 周が長くて長くて。濃い体験をさせてもらったし、まだまだやり残した事もいっぱいあるし、来年もニュルに来たいですね。
『Jonathan Hui 選手のコメント』
レインコンディションでのニュルブルクリンクの走り方をそもそも分かっていなかったから、精神的にとてもしんどかったですね。車のコントロール自体は問題が無かったから、少しずつニュルブルクリンクでのレースを学んでいけた、悪条件下での車に対する信頼性も確認出来て、それがペースアップにつながりました。満足しています。全てがチャレンジだったし、とてもいい経験が出来た。また早く戻ってきてニュル走りたいです。
『Keith Chan 選手のコメント』
僕にとってビッグチャレンジ!車は抜群の安定感があって素晴らしい。
本戦が始まってから、自分のスティントまで天候がコロコロ変わって、少しでもラインを外すとつるつる滑るし、本当に難しかった。途中からはまた雨が強くなってきて、我慢してウェットタイヤで走っていたのが逆に助かりましたね。そこでペースを上げられたのだけど、最終周に入るホームストレート手前で突然スロットルペダルにクルマが反応しなくなって、色々試したけど、エンジンが掛かってもすぐにエンストしてしまうので、そのままゆっくりとコース脇に止めた。もう少しで完走だったから本当に残念だったけど、素晴らしい経験をさせて頂く事が出来ました。直ぐにでもまたノルドシュライフェで走りたいですね。
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『Helmut Baumann 選手のコメント』
前回、車のトラブルで残念ながらリタイヤしてしまったので、今回は完走を目指したかった。これだけ天候が不安定なので、落ち着いて車を走らせた。ペースも安定していて良かったんじゃないかな。何回か自己ベストに近い走りが出来たけど、そういう時に限ってフラッグが出て、自己ベスト更新はならなかったけど、冷静にレースは進めていった。悪天候で無線にノイズが結構乗ってきて聞こえづらかったね。でも、クラス2 位にもなれたから今日は大満足。チームの皆も本当にテキパキと動き、イレギュラーな状況にも素晴らしい対応を見せてくれた。本当にありがとう。
『Horst Baumann 選手のコメント』
レースの後半になって、スリックで雨の中を走っていた時は、怖くてとてもナーバスになった、いきなりノーグリップになってスピンした時は本当に怖かったです。その後は、何
もない様に見える路面でもオイルがあるかもって思いながら慎重に走った。実際そんな場所がいくつかありとても危険だった。無傷で完走出来て嬉しかったし、クラス2 位の結果は最高に嬉しいです!
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レポート:櫻井 崇
Report: Takashi Sakurai
by carbon_tras | 2014-09-05 17:17 | Tras Racing
VLN2014 Rd,6
37. RCM DMV Grenzlandrennen
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クラス SP8 クラス
開催日 2014/8/2
天候 晴れ時々曇
エントリー 総数:170 台 SP8 クラス:5 台
出走:168 台 SP8 クラス:5 台
完走:128 台 SP8 クラス:3 台
ドライバー #135
・Uwe Kleen 選手 ・Klaus Völker 選手
・Jordan Tresson 選手
ドライバー #136
・松下 信雄選手 ・鶴田 昭臣選手
ドライバー #137
・Helmut Baumann 選手 ・Horst Baumann 選手
Class: SP8 Class
Date: 02/08/2014
Weather: Sunny with some clouds
Total entries: 170 cars; SP8: 5
Cars started: 168 cars; SP8: 5
Cars completing race: 128 cars; SP8: 3
Drivers #135: Uwe Kleen, Klaus Völker, Jordan Tresson
Drivers #136: Nobuo Matsushita, Akiomi Tsuruta
Drivers #137: Helmut Baumann, Horst Baumann

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8 月に入り短いドイツの夏も終わりが近づく中、2014VLN 後半戦の始まりとなる第6 戦、37. RCM DMV Grenzlandrennenがニュルブルクリンクで開催された。
135 号車と137号車は共にレギュラードライバー136号車には松下信雄選手と鶴田昭臣選手がエントリー。3 台のCCS-R がノルドシュライフェを駆け回るレースに臨んだ。
予定通り8 時30 分から開始された土曜日の予選。136 号車の松下・鶴田両選手はニュルでのレースは初参戦!“習うより慣れろ”とノルドシュライフェヘ。他車のクラッシュによる赤旗で、予選最後がカットされてしまっが3 台のCCS-R は無傷でピットに帰還し、順調な仕上がりである事をアピール。
135 号車が総合54 位/クラス3 位
136 号車が総合158 位/クラス5 位
137 号車が総合58 位/クラス4 位
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予定より15分遅れでスタートした決勝、135 号車のTresson 選手137 号車のHorst 選手に続き136号車松下選手もノルドシュライフェに入っていく。ニュル24hでのクラッシュによる修理を終えた137 号車にトラブル発生。デフ油温が下がらずピットイン。電気的トラブルが判明しピット内で修復作業に入る。
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順調に走る135/137は第2 スティントに突入、135号車Völker 選手136 号車鶴田選手にドライバーチェンジ。ノルドシュライフェに入った鶴田選手から「右コーナーで右側面をぶつけられた!!」と無線が入る。車をいたわりながらピットイン。走行に直接影響する部分は全くダメージを受けていない、簡単なリペアでコースに復帰。
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137 号車Helmut 選手もレースに復帰「デフ油温が下がらない、ピットインする!」との無線。その後、137 号車は2週間後のレースに備えレースをリタイアする事となってしまった。
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レースも終盤135 号車のKleen 選手、136 号車も松下選手から最終ドライバー鶴田選手に交代、懸命の走りを見せる。安定した走りに定評のあるCCS-Rの2台はチェッカーフラッグを受けた。SP8クラス2、3 位を獲得。VLN も残り4 戦、取れるポイントを取りこぼさず、勝てるレースを確実に勝つ事が、年間クラス別チャンピオン2 連覇への必須条件となるであろう。
最終順位
135 号車:総合28 位/クラス2 位
136 号車:総合109 位/クラス3 位
137 号車:リタイア
『Jordan Tresson 選手のコメント』
予選時に選択したタイヤが良いフィーリングだった。今日はライバル車もほぼノーミスで走っていたから厳しい闘いでしたね。トラブルもなく着実に走りポイントを稼げたから良かったよ。
『Klaus Völker 選手のコメント』
特に、夏場のレースは集中力を高め、冷静に淡々とスティントをこなしている。ダブルイエローもほぼ毎周出ていたので、順位キープを心掛けたよ。追い抜かれたのはGT3 車両と、コンスタントに9 分を切ってくる車位だから、CCS-Rも速い車の仲間入りだよね。車内が暑くて大変だったけど、レースが楽しめたから満足している。
『Uwe Kleen 選手のコメント』
タイヤをケアした走り方をしたり、遅い車に引っかかったり、ダブルイエロー区間で減速することでグリップが回復するから、タイヤマネージメントを考えて走ればパフォーマンス向上に繋がるネ。ペースも悪くなかったし、ベストリザルトと言っても良いんじゃな
いかな。
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『松下 信雄選手のコメント』
開発テストでは、何度か経験のあるノルドシュライフェですが、レースとしての走行は初めてなので、最初はゆっくりとコースや車に慣れていこうと心掛けました。
“操ることを楽しむCCS-R” は非常に乗りやすい車で、乗っていてもストレスを感じる事がないのですが、レースとして走るノルドシュライフェは怖かったですね。ペースをつかみながら、少しずつアクセルを踏み込み、ブレーキもギリギリまで遅らせる事が出来る様になってきました。全体を通して、自分のペースで走っていこうと思いました。走行中、目の前でクラッシュにも遭遇したのですが、いつものように落ち着いて、周りの状況判断することで、余裕もうまれ回避出来ました。最後の方は、自分なりにレースも出来てきて非常に満足しています。僕が参加するには多くの人の助けがあったからです。その皆様一人一人に感謝したいです。
『鶴田 昭臣選手のコメント』
この伝統ある北コースで、ドライビングスクールに参加し、ツーリストとして走った事はありました。松下さんから、レースに出られるチャンスがあるって聞いたから直ぐに飛びついたよ!ドライビングスクールとレースは全然違って、金曜日のプラクティスで走っていても改めて怖いポイントが見つかったり、ちょっと後ろから煽られたり、何かのタイミングがずれただけでパニックに陥ったりして、恥ずかしくない走りが出来るまで大変だった。車は最高、問題が有るとしたらドライバーの僕だね?慎重にレースに入っていったお陰で、決勝でも粛々と走ろうと決心が出来た。他車とぶつかって緊急ピットインしたけど、足やホイール等にダメージが無くて良かったよ~!あの接触の後は、視界も広くなってきて余裕が持てたと思うよ?松下さんと2 人で“目標は完走”と話し合っていたから、今日の結果には大満足。こんなにアドレナリンが出ちゃったら若返っちゃうね。

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『Helmut Baumann 選手のコメント』
24 時間レースの時にクラッシュしてしまった137 号車が戻ってきて、チェック走行から始めた、見た目も走行フィーリングも完ぺきだった。決勝で弟が乗っていた時からデフのポンプが回らなくなり油温の問題が出た。レースは続けたかったが次に繋げることを優先し、車は壊したくないのでリタイアの決断をした。辛かったよ。今回は残念だったね。
『Horst Baumann 選手のコメント』
マシンの電気系トラブルでデフの油温が下がらず残念だった。それ以外、私も車も調子は悪くなかった。スタートでベストポジションを取れ無かったことを反省している。まだまだ自分の走り方も良くしていかなければならないね。
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レポート:櫻井 崇
Report: Takashi Sakurai
by carbon_tras | 2014-09-02 17:09 | Tras Racing
VLN2014 Rd,5
レース名 54. ADAC Reinoldus-Langstreckenrennen
クラス SP8 クラス
開催日 2014/7/5
天候 霧雨時々曇
エントリー 総数:150 台 SP8 クラス:6 台
出走 総数:139 台 SP8 クラス:6 台
完走 総数:120 台 SP8 クラス:5 台
ドライバー #135
・Uwe Kleen 選手 ・Klaus Völker 選手
・Jordan Tresson 選手
ドライバー #136
・Helmut Baumann 選手 ・Horst Baumann 選手

Class: SP8 Class
Date: 05/07/2014
Weather: Drizzle with some clouds
Total entries: 150 cars; SP8: 6
Cars started: 139 cars; SP8: 6
Cars completing race: 120 cars; SP8: 5
Drivers #135: Uwe Kleen, Klaus Völker, Jordan Tresson
Drivers #136: Helmut Baumann, Horst Baumann

VLN 第4 戦から1 ヵ月半、ニュルブルクリンク24 時間レースを終え、久しぶりとなるVLN 第5 戦、54. ADAC Reinoldus-Langstreckenrennen が開催された。
It has been one and a half months since VLN4, as the Nürburgring 24h endurance race was held in the meanwhile. So after quite a while finally the VLN5, 54. ADAC Reinoldus-Langstreckenrennen, was held on the 5th of July.

24 時間レースでのアクシデントにより修理中の137 号車に代わって136 号車に搭乗するBaumann 兄弟。予定通りに開始された土曜日の予選。135 136号車共にタイムアタックに挑もうとしたその時、Flugplatz で大クラッシュが発生、この規制は1 時間程続いたが、解除後の残り20 分でタイムアタックをしたのだが全車GPSで管理されているためグリーンフラッグ手前で速度超過をしたという事で135号車は予選タイム抹消。136号車は速度超過が低くファステストラップのみ抹消となった。予選暫定ポールポジションであったチームは決勝をボイコットする事態に発展、ピットも騒然とする中、2 時間遅れで決勝が開始される事に、スタートが遅れた影響でレース時間も短縮となり、上位クラスは登録ドライバー全員が乗らなくとも良いという特別ルールが発表された。いつもとは違う作戦が求められるレースとなったが、決勝前ミーティングによって135 号車はTresson 選手−Völker 選手の2 人で乗り、Kleen 選手がリザーブ、136 号車はHelmut 選手がスタートしてHorst 選手に繋ぐ事に決定。
Due to an accident during the 24h race, #137 was still being repaired and vehicle #136 used by the Baumann brothers instead. The qualifying was held on Saturday. As both #135 and #136 were going for a time attack a huge crash happened at the so-called Flugplatz. During one hour the qualifying was restricted. After the restricted period #135 tried its time attack anew, however the GPS-monitored car had increased its speed shortly before the green flag had been shown and due to this, its qualifying time was voided. The speeding of #136 was very little, so that only its fastest lap was voided. A team had been temporarily on pole position, however it boycotted the race, which caused a stir in the pits and a 2-hour delay of the race start. As a result the overall race time was also reduced. In a special move the requirement for all registered drivers to drive during the race was put on hold and allowed for a race with a totally new strategic approach. In the pre-race meeting we decided that only Tresson and Völker would ride and Kleen would be the reserve driver. For #136 Helmut took the start and Horst the following stint.

ニュルブルクリンクは霧雨が降り始め、チームは安全策を取って2 台ともウェットタイヤで送り出す。フォーメーションラップでノルドシュライフェの様子を伺うと、ドライバーからは「ギリギリスリックでいけるんじゃないか」「ウェットじゃペース上げられないね」との無線。1 周目を終えた所で先に135 号車がピットイン、136 号車もその次の周でピットインしスリックタイヤに交換。135 号車は特に素晴らしい追い上げを見せ、第1 スティント終了時には総合19 位迄ジャンプアップするという素晴らしい展開となった。
As a drizzle started to wet the Nürburgring all teams decided to take the safe strategy of sending their cars out with wet tyres. The feedback from the riders during the formation lap came in through the radio: “We could have almost gone with the wet tires.” or “With these wet tyres we cannot really increase the pace.” After the first lap #135 came into the pit first, followed by #136. Both changed to slick tyres. Especially #135 showed an exemplary catch-up. It was a great development.

136 号車Helmut 選手はスティント終盤にもタイヤ選択に悩んでおり、その為どうしてもペースが上げられず、明らかに苦しんでいた。135 号車の第2 スティントはVölker 選手が搭乗。微妙な天候と闘いながらジワジワと順位を上げていく2 台のCCS-R。非常に難しいコンディションの中でのレースであったが、2 台とも無事にフィニッシュする事ができた。
Helmut was visibly suffering from the choice of tyres at the end of #136’s stint. #135’s rider for the second stint was Völker. Battling with the changing weather both CCS-Rs managed to improve their positions. It was a race in very difficult conditions, but both were able to finish the race.

決勝レース終了後にも、ペナルティの審議対象となったチームが次々と本部に呼び出され、リザルトが確定出来ずに表彰式もキャンセルになる等、主催者は最後までルールに厳格な姿勢を貫き通した。2014 年のVLN は折り返し地点を迎えた。不断の努力でこれらの課題を解決していき、後半戦も優勝争いを続ける事が出来るだろう。
Even after the race one team after another was given penalties by the race control, so the results could not be announced and the winner ceremony was cancelled. The organisers demonstrated a very strict position to the rules until the end. The VLN has reached a turning point in 2014. With constant efforts we will take on these topics and continue to fight for victory in the second half of the season.

最終順位
135 号車:総合30 位/クラス3 位 【暫定】
136 号車:総合53 位/クラス4 位 【暫定】
Final ranking:
#135: Overall: 30 / Class: 3rd rank【tentative】
#136: Overall: 53 / Class: 4th rank【tentative】

『Klaus Völker 選手のコメント』
最初の3 周はとてもレースをするのが難しいコンディションだった。フルドライ、フルウェットが毎周交互にある感じだったし、その後も部分的にドライとウェットがミックスされた状態でレースを進めていかなければならなかったから!メンタル的にタフなレースだったよ。最後の方はペースアップが出来てきたんだけど、今日のレースでは、ノークラッシュ・ノーダメージで完走出来たのが何よりも良かったよ。
『Uwe Kleen 選手のコメント』
自分は今回、ドライの予選しか走っていないけど、車のセッティングはある程度出せていた。ペナルティを参加チームの多くが受けて、それが決勝に大きく影響したね!タイヤマネージメントとの兼ね合いで、セッティングも大きく見直すべき点が出てきたし、レギュレーションへの対応も変えなくてはいけない。シーズンはまだ折り返し地点だし、今年も年間総合を獲りに行く!!焦らずに対処していきたいね。
『Jordan Tresson 選手のコメント』
予選のペナルティは残念だけど、裁定が下ったものは仕方がない。フォーメーション、そして1 周目共に、自分ではスリックタイヤでいけると判断し無線を入れピットインした。その後はいいペースで走れたよ。Klaus には自分のスティントの時のコースコンディションの傾向を伝えて、スリックタイヤ続行を勧めたのだけど、コンディションがコロコロ変わっていたから、ベストな状態での走り方ではなくて、コンディションといかに闘い、または合わせた走り方をするか、そういった所を学んだレースだったね。

『Helmut Baumann 選手のコメント』
今回のレースは非常に予想の難しいコンディションで、自分はタイヤチョイスでどうしても躊躇する場面が出てしまった。決勝レーススタートの後、慎重に走りながらタイヤの事を考えていたら、第2 グループに埋もれてペース自体も上げられなかったし、結果的に判断も遅れてしまった。ス調子自体は悪くなかったから、この辺りは反省点としてはっきり認識しなければならないね。
『Horst Baumann 選手のコメント』
決勝レースの第2 スティントはギリギリまで読めないコンディションで、ナーバスになってしまったね。思った程厳しいウェットじゃないと分かって、割り切って走り始めたらだんだん良くなってきたから、こういったレースに対応する経験だったり、メンタル、フィジカル的なタフさの必要性を勉強したよ。

『Klaus Völker』
The first three laps were very difficult racing conditions. It seemed like each lap the conditions changed from full dry to full wet. Even after that at times the track showed mixed dry and wet conditions. Despite this the race had to continue. It was a mentally tough race. In the end I was able to increase my pace, but most importantly we completed today’s race without a crash or any damage.
『Uwe Kleen』
I only drove in dry conditions during the qualiying session this time, but I think the cars settings were good. Most teams got a penalty, which had a huge impact on the race! Also the tyre management will have a big impact on our settings and we have to review our compatibility with the the regulation The season is at a turning point and we will go hunting for the overall podium!! Let’s calmly prepare our strategy.
『Jordan Tresson』
The qualifying penalty was a pity but there is nothing to do about it. During the formation lap and the first lap, I radioed the pit that we should be able to go with slick tyres. After that I managed a good pace. Klaus had conveyed to me the track conditions during his stint. But as the conditions were changing constantly, I needed to constantly adapt and adjust my riding. This experience was a great learning point for me.

『Helmut Baumann』
This race the qualifying conditions were very difficult. Personally I had difficulties choosing the right tyres and showed hesitation. After the start of the race I was focusing on the tyres and thinking about my driving. I was clustered in the second starting group, so I was not able to increase my pace and finally my decision was a bit late. The general conditions were not bad, so I will have to reflect on that topic.
『Horst Baumann』
The conditions of the second stint were difficult to foresee until the last minute and I got a little nervous. Once I realised it wouldn’t be as wet as I had thought, I changed my driving. From then on it went better and I learned that it is for such situations that one has to prepare ones physical and mental strength.

※今回は契約の関係で写真は無しとなりました。ご了承ください。
* We apologise that due to contractual reasons there are no pictures this race.

レポート:櫻井 崇
Report: Takashi Sakurai
by carbon_tras | 2014-07-30 19:16 | Tras Racing
MFJ SUPERBIKE2014 Rd,3

●SUPERBIKE Race in MOTEGI
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● 2014 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦スーパーバイクレースinもてぎ
開催概要(主催者発表)
■ 大会名
: 2014 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第3戦スーパーバイクレースinもてぎ
■ 開催場所 : 栃木県芳賀郡茂木町 ツインリンクもてぎ
ロードコース フルコース(1周=4.801km)
■ 開催日程 : 5月24日(土) 公式予選・J-GP3 RACE1決勝
5月25日(日) 決勝レース※J-GP3クラスは2レース制
■ 主催 : 一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)
株式会社モビリティランド
■ 公認 : 国際モーターサイクリズム連盟(FIM)
■ 後援 : 茂木町/FM NACK5
■ 協力 : エムオースポーツクラブ(M.O.S.C.)
■ 開催クラス : JSB1000/J-GP2/J-GP3(2レース)/ST600

◆参戦クラス:JSB1000
◆周回数:19周
◆エントリー総数:42台
◆予選通過車両:35台
◆ライダー:寺本幸司
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金曜のスポーツ走行に合わせ、木曜からサーキット入りが始まり、日曜日に決勝を済ませ帰路に就く、このようなスケジュール進行で、2014MFJ全日本ロードレース選手権シリーズは開催される。

第3戦もてぎはMotoGP開催コースということもあり、会を増すごとにタイムアップを繰り返すJSBクラスには、ファンからの注目もアツくTeamTras135HPとしても、ポテンシャルアップを図るべく、セッティングを煮詰め的確にポイントを稼ぐ方向性で練習日(金曜)の朝を迎えた。


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DDC(電子制御サスペンション)の介入や、メリット&デメリットを探るべく走らせてきた前回までの総合ポイント順位は10位!

並み居る強豪を抑え、JSB参加車両の中で唯一電子制御サスペンション車両のTeamTras135HPは、トップ10入りを果たす好位置につけている。

セッティング能力では定評のある寺本選手と共にDDCの良い所を見つけ出すべくセッティング方向に切り替えることでスタートした金曜午前の練習走行。
寺本選手の要望に応えるべく喜田を始めとしたメカニックたちが的確にセッティングを出したマシンは1分57秒台からタイムアップを始めるが、前日にオイルで汚れたサーキットはスリッピーな路面状況から赤旗中断が何度も入る荒れた展開となった。

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赤旗中断中の寺本からの情報とマシンの状況により、喜田が目標として設定した1分54秒台に突入させるのは困難と判断?そんな話をピットレーン上で話していた矢先の16周目に寺本選手は、1分54秒台にタイムを乗せ19周周回で午前の走行を纏め上げた。

今回のセッティングの方向は、フロントの突出し量を増やし、それに合わせリアも少し下げる方向で全体的に設置感を上げ、タイヤの性能を使い切る走りに合わせたディメンションに変更。

走行終了後データロガーと自身の走りをリンクさせ、午後に向けたセッティングを見つけだす。
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午後の走行15周(リアタイヤは34周使用)でリアタイヤを新品に変え2周目のタイムアタック2コーナー侵入でリアが滑り出しハイサイド転倒。現場を目撃していた証言によるとバイクが寺本選手と共に絡んだような形となり寺本選手の体に大きなダメージとして加わりメディカルセンターの判断によりドクターヘリを要請し緊急搬送されることに。
この時点で、第3戦を迎えることが不可能に!

診断結果は、右肺挫傷・背骨2番3番(一部骨折)・背骨靭帯損傷により緊急入院し現在も治療中です。
全治は2週間から3週間で、寺本選手は持ち前の回復力の速さを武器に早期の退院をめざし全力で治療中です。

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◆寺本幸司選手のコメント【2014年5月24日(土)病院内救急救命センターにて】

サポート頂いている関係各社様及びチーム関係者に、ご心配とご迷惑をおかけしたことを心からお詫びします。今回の転倒は、1コーナーから2コーナーへのアプローチ中にリアが大きく振られ耐えられると思っていた所、右側にリアが浮き上がる症状になりバイクから跳ね飛ばされバイクと絡んでしまったようで大きなけがになってしまいました。怪我は、すでに回復の方向です。前回まで感じていたDDCの嫌な介入?(自身で操作できない)も無くなりDDCの良い所が見え始めた矢先のことだっただけに今回の転倒は悔やまれます。次回菅生は200kmの長丁場ですが着実にセッティングをよりよくする方向で一つでも上をめざし頑張りますので、以前にも増した応援をよろしくお願いいたします。
ホンマにスンマセンでした。


◆武藤昇監督のコメント

過去の2戦の実績のなかで、DDCのネガティブな要素としてあげられる「レーシングシーンにおけるライダーの意志に反する挙動」への取り組みが、第3戦への主たる目的となった。

ドイツで同時に開発されている車両との比較を行い、いくつかの相違点を見つける事が出来…その部分に着手した結果「旋回性が高まり、ネガと感じられていた挙動」も押さえる事が出来た。ライダー寺本も「DDCで有る事を忘れる…」と言うほど問題は改善されてきた。そのような中での金曜日午後の走行においての転倒はショックであり、気合いの入っている状況を感じていただけに、監督としてライダーに対してアドバイスをするべきだったのか反省をしている。次回の菅生大会にはライダー寺本自身も出場する!!と明言しているので、体調管理をしっかりして万全の態勢で挑みたい。応援して頂いている皆様には、大変ご心配をお掛け致しました事をお詫び申し上げます。

また関係者の方々にもご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます。今後とも宜しくお願い申し上げます。




PHOTO: office25


2014年 TeamTras135HP はBMW本社及びBMW Motorrad JAPAN
オフィシャルサポートチームとして承認されています。

レポート作成中に、もてぎに残っているBMW関係者から大きなニュースが入りました。
我々と共にJSBに参戦しているFlex D.R.E. Motorrad39の酒井大作選手が7位でゴールしました。素晴らしい結果です。おめでとうございます。
ご協賛各社様
◆住友ゴム工業株式会社(ダンロップタイヤ)
◆日信工業株式会社 (NISSINブレーキ)
◆トタル・ルブリカンツ・ジャパン株式会社(油脂類elfウエア)
◆株式会社 ビトーアールアンドディー(JBホイル)
◆ビー・エム・ダブリュー株式会社
◆株式会社D.I.D  (ドライブチェーン)
◆株式会社ザム・ジャパン  (スプロケット)
◆株式会社フリクション  (表面処理)
◆株式会社ケミテック  (競技用冷却水)
◆ファンファクトリー  (車両ラッピング)
◆株式会社ベビーフェイス  (ステップ)
◆オメガ株式会社   (車両専用運搬車)
◆ジップモータープロ(車両メンテナンス)
◆有限会社テクニクス(サスペンション)
◆有限会社トーヨー産業(インターホンセット)
◆P.E.O (ピポットシャフト)
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みなさん。ご心配お掛けしましたが本日無事に退院できました!怪我は肺挫傷と背中の骨が2箇所折れたくらいで回復は早そうです。この度は栃木県の獨協医科大学病院の救命病棟のみなさんには本当によくして頂き心より感謝しています!次戦のSUGOに向けて頑張ってリハビリに励みます!
沢山のメッセージなど本当にありがとうございました!!
Thank you for everyone worry me. I'm okay! Because leave hospital today! My injury was crush lung and fracture spine. But fracture spine was not serious. I will go next SUGO Rd and have to prepare for that!!
I really appreciate your message!!
by carbon_tras | 2014-05-29 18:30 | Tras Racing
VLN2014 Rd,4
45. Adenauer ADAC Simfy Trophy
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クラス SP8 クラス
開催日 2014/5/17
天候 晴れ時々曇り
エントリー 総数:208 台 SP8 クラス:6 台
出走 総数:202 台 SP8 クラス:6 台
完走 総数:178 台 SP8 クラス:5 台
ドライバー #135
・Uwe Kleen 選手 ・Klaus Völker 選手・Jordan Tresson 選手
ドライバー #137
・Helmut Baumann 選手 ・Horst Baumann 選手

Class: SP8 Class
Date: 17/05/2014
Weather: Sunny with some clouds
Total entries: 208 cars; SP8: 6
Cars started: 202 cars; SP8: 6
Cars completing race: 178 cars; SP8: 5
Drivers #135: Uwe Kleen, Klaus Völker, Jordan Tresson
Drivers #137: Helmut Baumann, Horst Baumann
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ニュルブルクリンク24 時間レース前の前半戦最後となる、45. Adenauer ADAC Simfy Trophy。
今回も前回に引き続き天候に恵まれ、朝夕は肌寒いものの日中は半袖でも快適に過ごせる程であった。

Die 45. Adenauer ADAC Simfy Trophy is the last race before the 24 hour race at the Nürburgring.
Again the weather was sunny with chilly weather in mornings and evenings and t-shirt weather during the day.
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予定通り土曜日8 時30 分から行われた予選。
ニュルブルクリンクがいくら長いコースだとはいえ、200 台超が一斉に走れば、やはり所々渋滞が発生する。予選開始直後から、あちらこちらでダブルイエローが振られていたが、40 分位経ったところで遂に赤旗中断となってしまう。
135 号車は8:58:417 で総合54 位/クラス2 位という好位置につけ、137 号車も9:06:218 で総合66 位/クラス5 位と、まずまずの位置から上位をうかがうという予選結果となった。

Qualifying took place as planned from 08:30 on Saturday. Although the Nürburgring is a very long circuit, if more than 200 cars circle there is bound to be a traffic jam here and there. Right after the qualifying was started there were double yellow flags to be seen here and there, but after 40 minutes the qualifying was halted altogether.
#135 achieved a time of 8:58:417 getting overall rank 54 and 2nd in class. #137 ended at 9:06:218 placed on overall 66 and 5th in class. It was an acceptable qualifying result on which to build on during the race.
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1 周のフォーメーションラップの後、予定より若干遅れて12 時16 分から行われた決勝。
2 台のCCS-R は好対照なスタートを見せる。135 号車は第1 コーナーでわずかに開いた隙間に鼻先をねじ込み、幸先良く順位を上げる。逆に137 号車は後続車にかわされ順位を落としてしまう。135 号車はそのまま快調に走り続け、順位をキープしたまま無事に第1 スティントを終えてピットに戻ってきた。137 号車は、スタートの遅れを何とか取り戻そうと必死にリカバリーを試み、第1 スティント8 周の後にようやく元の順位を奪回、ピットインしてきた。

After the formation lap, the race started with a slight delay at 12:16. The two CCS-Rs showed contrasting starts. #135 found a slight opening and fought for it right at the first corner and started into the race with a good omen. #137 on the other hand was pushed down the ranks by overtaking action by following cars. #135 finished the first stint without trouble and keeping its rank. #137 fought hard to recover the loss at the start and after lap 8 of the first stint finally got its place back before coming into the pit.
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第2 スティントは、コースをアグレッシブに攻める事よりも、レースを冷静にコントロールする事の方が重要になってきていた。
135 号車は後続のクラス3 位との差を確認しつつ、クラストップの座を伺う。137 号車はHelmut 選手が毎周上位との差を少しずつ着実に詰めて行き、第2 スティントが終わる頃にはクラス3 位に肉薄していた。
第3 スティントは、ピットからクラス上位陣とのタイム差が伝えられ、追撃体制に入る。レースをコントロール下に置き走り続ける135 号車と、プッシュを開始した137 号車。2 台同時の上位入賞を予感させる第3 スティントの始まりであったが、 突然観客席から悲鳴にも似たどよめきが起こる。丁度テレビモニターにバックストレートのDöttinger Höhe が映し出されていたが、そこで大クラッシュが発生したのだ。その後ろを走っていた2 台のCCS-R も心配されたが、2 台共クラッシュを無事回避。結局、このクラッシュが原因となりレースは赤旗終了となった。

For the second stint it became more important to race coolly and control the race, rather than aggressively pushing around the course. #135 kept track of the gap to the runner-up and overtook the leader bringing it on first place in class. #137 with Helmut focused on reducing the gap to the next car ahead and by the end of stint 2 had almost caught up with third in class.
#137 went for a push keeping track of the gaps and class ranking through the radio from the pit. #135 kept a steady race watching its own ranking. This was the beginning of the stint and it gave the impression we would get a win, but suddenly among the guest seats a stir arises. The Döttinger Höhe was just on screen, where a major crash had happened. We were of course worried about the two CCS-Rs, which were on their way behind that crash, but both made it through unharmed. Finally the race was ended there with the red flag.
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年間10 戦のシリーズ戦という事を念頭に置き、着実にポイントを稼ぐことが出来た事は評価に値するであろう。そういう観点では、CCS-R 持ち前の安定感を存分に発揮した素晴らしいレースであったと言うことができる。この安定感を、6 月に開催されるニュルブルクリンク24 時間耐久レースや、その後7 月から再開されるVLN でもまた見せてほしい。

With ten races a year in the series, we are happy to be able to constantly collect points. From this perspective the CCS-R is showing its stable character, making it a wonderful race. We would like to show this stability at the Nürburgring 24hour race and at the VLN series from July onward again.

最終順位
135 号車:総合47 位/クラス2 位
137 号車:総合73/クラス4 位
Final ranking:
#135: Overall: 47 / Class: 2nd rank
#137: Overall: 73 / Class: 4th rank
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『Jordan Tresson 選手のコメント』
今回は出場台数も多いし、24 時間耐久レース前の最後のVLN だから、チームミーティングでも慎重にレースを進めるように言われたし、自分も今回は他の車とダブルエントリーだったから、リスクを出来るだけ避ける様なドライビングを心掛けた。予選は、コンスタントにタイムが出せる様になってきたかな。本戦は、ファーストラップから自分の真後ろでビッグクラッシュが起きたりしていたけど、自分は淡々と、でも出来るだけ良いラップタイムを出せればいいな、と思って走った。今回も難しいレースだったけど、またトロフィーが貰えて今年のVLN の前半は自分にとって素晴らしい経験になったよ。
『Uwe Kleen 選手のコメント』
自分のスティント中にも何回かクラッシュに巻き込まれそうになったけど、正しい回避ラインを見つける事が出来たよ。ペースコントロールしながら走って、着実にポイントゲット出来て良かったね。
『Klaus Völker 選手のコメント』
コースをアグレッシブに攻めるのもレースをしているのだからある程度分かるけど、ここでのレースはまずは耐久レースとして最後迄生き残って、やっと順位やタイムを考慮するべきだから、今シーズンのレースの傾向はあんまり良くないと思うよ。ニュルブルクリンクでのレースは毎回楽しいし、CCS-R にも満足している。レースとしては消化不良の面が否めない。特に決勝はゆっくりとレースに入っていった所で終わってしまったからね。

『Horst Baumann 選手のコメント』
今回のレースは24 時間前の最後のVLN だから参加台数が多く混雑していたね。予選の時は何とか比較的空いている時間にタイムアタックが出来たけど、本戦では殆どクリアに走れなかった。本戦の第1 スティントはスタートをちょっと失敗して、そこからペースアップするのがとても大変だった。第3 スティントは、Helmut が前の車を追い上げてのスティントだったから楽しみだったし、第1 スティントと違って良いペースで走れていたから赤旗終了は非常に残念。今回もまた惜しいレースをしてしまったね。
『Helmut Baumann 選手のコメント』
この車の事も大分理解出来る様になってきた。1 戦お休みした後、久々に乗ったらイメージより大分足回りが柔らかくて、感覚を合わせるのが難しかったかな。勿論車の基本的な性能は問題無し。出場台数が多かったから、1 周1 周を大事に走り最後の周には、SP8 クラスの前を走る車を追い詰めて、プッシュのオーダーが無線で届いたり!自分なりによく走れたと思う。

『Jordan Tresson』
As it was the last VLN race before the 24hour Nürburgring race, there were many entries in the race. At the team meeting we were told to race carefully and as I was entering the race in two different cars and had two stints to cover I wanted to reduce risk as much as possible. At the qualifying I was able to show constant times. At the race itself there was a big crash right behind me, but I was trying to get good lap times nevertheless. It was a difficult race again, but we again got a trophy, so this years first half of the VLN is a great experience for me.
『Uwe Kleen』
Several times I was close to getting involved in a crash, but I was able to choose the right evasive manoeuvres. Pacing ourselves we were able to get good points, which was good.
『Klaus Völker』
Of course attacking the course aggressively is part of the race, so I understand it to a certain extent, but this is an endurance race, where first priority is to survive and then only it is time to think about ranking and time. This is why I am not sure how good the trend this season is. The races at the Nürburgring are fun each time and I am pleased with the CCS-R. As a race I have problems to digest it. Especially when we started into the race slowly, it was over.

『Horst Baumann』
There was lots of traffic from all the entries in this last race before the 24hour race. During qualifying it was still somehow possible to get comparatively good times, but during the actual race it was hardly ever possible to race clearly. I made a mistake at the start of the first stint and increasing my pace from there was quite difficult. I was looking forward to the third stint, as Helmut has closed up to the car ahead and allowed for a better pace than the first stint. So it was a pity the race was ended with the red flag. Again it was a regrettable race.
『Helmut Baumann』
I reached a point, where I understand the car quite well now. After missing the last race, the suspension felt a lot softer and it was difficult to adjust to the feeling. Of course the car hat no basic issues at all. There were so many entries in the race, I had to drive carefully lap for lap. Still in the final lap I was able to catch up with the last car in the SP8 class and the order to push came through the radio. Personally I think I had a good race.
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レポート:櫻井 崇
Report: Takashi Sakurai
by carbon_tras | 2014-05-29 18:01 | Tras Racing
MFJ SUPERBIKE2014 Rd,2
●KYUSHU MOTORCYCLE FESTA 2014
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◆2014 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦
◆開催地:オートポリス(大分県)国際レーシングコース 4.674km
◆開催日:2014/04/26/27
◆天候:晴れ13℃
◆参戦クラス:JSB1000
◆周回数:19周
◆エントリー総数:23台
◆予選通過車両:23台
◆完走:19台
◆ライダー:寺本幸司

渓流を眺めながら渓谷のワインディングを登ると現れるオートポリス!
サーキットまでのアクセスはけして良くないものの、九州のスケール感の大きさを感じとれる壮大な場所でJSB第2戦が開催された。
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DDC制御の介入により、タイヤを上手く使い切ることが困難な状況は、場所を変えたオートポリスでも改善される方向が見えなかった。一番大きな問題は、DDCが常に車体を安定させるための制御が入るということ。市街地や溝付タイヤでのサーキットシーンを想定し、開発されたシステムは、ハイグリップなスリックタイヤを使いこなす為にライダーが独特な操作(フロントを沈ませたままタイヤに負荷をかけタイヤの変形を利用してグリップを得る)を必要とする状況に対しても姿勢を安定させる方向に制御が入ってしまう。
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寺本は、豊富な経験からDDCの良い所に合わせる走りに変えることでタイムアップに繋げる走りを見出すことに専念する。予選は、総合練習で使い倒したタイヤで走りだし1‘52、638秒台のタイムを記録。NEWタイヤに履き替えタイムアタックするもののタイムが伸びることは無く1‘52、638で予選順位は14位にとどまった。
使用限度に近いレベルのタイヤはグリップも落ちていきNEWタイヤに変えると1秒はタイムアップするのが一般的なサスペンションのバイクの慣例的なことに対しDDCはタイヤの状態に変化することなく同じタイムを出すことに気づく。

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27日(日)山の上のオートポリスは風も冷たく気温が上がらない。
寺本は、無理をせず安定した走行で一つでも前に順位を上げる作戦で決勝を迎えることに。

上手いスタートを切った寺本は数台を抜き1コーナーに入っていく、レースはトップグループ第2グループと幾つかのグループごとにバトルを繰り広げる状況に、継続的にバイクを作り上げてきた須貝選手と抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げた寺本だったが鈴鹿8耐に照準を合わせて部品を手配しているため純正のブレーキシステムのみの選択肢のブレーキが悲鳴を上げ出し寺本はブレーキング競争が出来ない。ジェントルな追い上げもむなしく0.1秒差でチェッカーが振られた。

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◆レース結果
◆13位 ゼッケン:135 寺本 幸司選手 BMW HP4
Team Tras 135HP ベストタイム 1'52.575

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◆寺本幸司選手のコメント
予選は不発の14位(汗)セクタータイムをまとめることができませんでしたね。でもHP4は確実に進化しているので明日の決勝は今週で1番の走りを見せたいと思います!
Missed QF today. So got a 14 position. I didn't well to sector time for that. But HP4 sure be good for final race! I will be can most cool riding in to this week!!
決勝レースは13位でした。色々問題はありますが僕達のリアルな現状だと思いますが、今は走り切ってデータを持ち帰ることが最優先です。今シーズンは本当にいいチームに恵まれたと感じています!みなさん応援ありがとうございました!
At final race result was 13th. Had many problem to this time. But we have to finish. Because want to data for evolution. So I have appreciate to my team!! Thanks for everyone cheer up for us!!



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◆武藤昇監督のコメント
寺本幸司は、2009年以来のオートポリスの走行でした。
今はまだ速く走るためのバランスが上手く整っていない状況ですが、レジェンドらしい走り方で、上手くレースをこなしバトルを繰り広げたうえでの13位と言う結果は上出来です。鈴鹿とのコースの違いに、思うようにDDCが作動せず、車体のディメンションを変更。
その後は、淡々とコンマ0.3秒づつ詰めDDCの作動に対する新たな動き見つけ、DDCにしか出来ない走行スタイルを見つけることが出来ました。次回のモテギも現状のマシンセッティングだと走りづらい面は相当ありますが、電子制御サスペンションを熟知する!
それが私たちTeam Trasの仕事であり楽しみであります。
次回5月のモテギも応援宜しくお願い致します。

PHOTO: office25


2014年 TeamTras135HP はBMW本社及びBMW Motorrad JAPAN
オフィシャルサポートチームとして承認されています。

ご協賛各社様
◆住友ゴム工業株式会社(ダンロップタイヤ)
◆日信工業株式会社 (NISSINブレーキ)
◆トタル・ルブリカンツ・ジャパン株式会社(油脂類elfウエア)
◆株式会社 ビトーアールアンドディー(JBホイル)
◆ビー・エム・ダブリュー株式会社
◆株式会社D.I.D  (ドライブチェーン)
◆株式会社ザム・ジャパン  (スプロケット)
◆株式会社フリクション  (表面処理)
◆株式会社ケミテック  (競技用冷却水)
◆ファンファクトリー  (車両ラッピング)
◆株式会社ベビーフェイス  (ステップ)
◆オメガ株式会社   (車両専用運搬車 メカニック)
◆有限会社ササキスポーツクラブ (BMWマイスター)
◆ジップモータープロ(車両メンテナンス)
◆有限会社テクニクス(サスペンション)
サーキット現地協力ディーラー
▼モトラッド鈴鹿
▼プラッツ愛媛
▼フリーマン



お問い合わせ:(有)トラス 新田正直
by carbon_tras | 2014-05-15 18:05 | Tras Racing

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新田正直photoTras 代表
新田 正直です。