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MFJ SUPERBIKE2014 Rd,6
●AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE 2014
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◆2014 全日本ロードレース選手権第6戦 スーパーバイクレースin九州
◆開催地:オートポリス(大分県)国際レーシングコース 4.674km
◆開催日:9月13日(土) 公式予選 9月14日(日) 決勝レース
■ 主催 : 株式会社 オートポリス オートポリス倶楽部
一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)
■ 特別協力 : 株式会社ブライト
■ 後援 : 九州運輸局/大分県/熊本県/日田市/菊池市/阿蘇市/柳川市/大津町/小国町/南小国町/産山村/日田市教育委員会/菊池市教育委員会/阿蘇市教育委員会/柳川市教育委員会/大津町教育委員会/小国町教育委員会/南小国町教育委員会/産山村教育委員会/日田市観光協会/菊池観光協会/阿蘇市観光協会/柳川市観光協会/肥後おおづ観光協会/小国町ツーリズム協会/杖立温泉観光旅館協同組合/南小国町観光協会/産山村観光協会

■ 開催クラス : JSB1000

■併催レース : 2014 全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦
GAZOO Racing Netz Cup Vitz Race 2014 西日本シリーズ第2戦

◆天候:晴れ22℃
◆参戦クラス:JSB1000
◆周回数:19周
◆エントリー総数:27台
◆スタート車両:25台
◆完走:22台
◆TeamTras135HPライダー:寺本幸司
●観客:土曜日:4.560人 日曜日:11,300人

阿蘇外輪山の北方、標高900mに位置しているオートポリスに向かうには、宿泊先から大津ミルクロードを経由していく。道路脇の栗の木から零れ落ちた毬栗達が、秋の訪れをそっと教えてくれる。ほんの少しの雲と共に光り輝く青空のもと、最大標高差52mのテクニカルコースで、2014 MFJ 全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦が開催された。
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12時55分定刻通りレースはスタートした。スタートを得意とする寺本だが、朝フリー走行後に違和感を感じていたクラッチがスムースに繋がらず、数台に抜かれ出遅れてしまう。オープニングラップの最終コーナー出口で2台が転倒!赤いマシンと黄色いマシンは絡んだままストレートコース上まで滑走し、炎上するアクシデントが発生した、黄色いマシンを見た時に一瞬ヒヤッとしたが、ポジションを落としたおかげで難を逃れた。赤旗提示。コース上のマシンと、こぼれ出た油脂類の処理の為レースは仕切り直しとなる。ドゥカティを繰る須貝義行選手がギア抜けを起こし失速、直後にいたカワサキの井上哲悟選手が追突したことが要因のようだ。
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赤旗から約15分後、2度目のスタートが切られる、朝フリーから発生したクラッチをいたわりながらも寺本は順位を落とすことなく1コーナーに入っていく、トップグループは柳川明、中須賀克行、高橋巧、渡辺一樹、津田拓也、山口辰也、の6台、寺本はP15からP14と4周目にはP13に上げ着実な走りでサードグループのトップを死守している。
10周目の第1ヘアピンで渡辺が転倒、そのままリタイアとなってしまう。さらに100Rから200Rで高橋が転倒するもすぐに再スタートを切る。荒れ始めたレースの中、寺本は攻めと我慢が入り混じる混沌とした走りで14位チェッカーフラッグを受けた。
 レースも終盤戦に入りポイントランキングでは、同ポイントながらも酒井大作12位・寺本幸司13位と続いている。TeamTras135HP残り3戦、結果を残す走りでひとつでもランキング順位を上げることに専念する。
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■TeamTras135HP寺本幸司
■レース結果:14位
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■レース中のベストタイム:1分53秒576
■ポイントランキング:13位

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◆寺本幸司選手のコメント
全日本選手権オートポリスRd6は決勝14位でフィニッシュしました。ここにきてDDC(電子制御サスペンション)のセットアップに苦しんでますね。思い切ってライディングができず厳しい戦いでした。次戦の岡山はホームコースなんで頑張ります!!みなさん応援ありがとうございました!
At finals result was 14 position. So difficult to DDC system set up for this time. But we know, have to do for next race. Next race is my home circuit. Will one’s best to do everything!! Thanks everyone cheering for me!!

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◆武藤昇監督のコメント
サーキットでは、1周を幾つかの区間に区切りそれぞれ第1セクター・第2セクター・第3セクターのセクションタイムがモニターに表示されます。レースウィーク中は、走行毎にタイムを確認し、状況を把握しています。金曜日の走行から寺本のコメントは、的確で「第2ヘヤピンから一気に駆け下りる右連続と、大きめなコーナーでDDC制御が良くない方向に働き、タイムロスしている。」セクタータイムを照らし合わせると、第1・第2共にトップグループより+0.5秒差、第3セクターでは2秒以上遅れていることがわかりました。メカたちが様々な姿勢変化に向けセッティングし直しますが劇的な変化はありませんでした。電子制御サスペンションを使用しているチームは我々だけなので、情報も乏しく、難題にぶつかった感じです。一般走行からサーキット走行まで、難なく制御するDDCですが、世界でもグリップ力が高いと言われている日本のサーキットでスリックタイヤを使用する領域では、今ひとつライダーの思う所と違う制御になっていることを感じています。ただ、一般市販車を使用し最高峰レベルのレースに参戦している状況とすれば、素晴らしい結果をもたらしています。
今のチーム体制では、寺本には我慢の走りを要求することになりそうですが、結果を残すことに専念してもらい、最終戦!来年!“DDCの未来に向けたチーム体制作り”が必要と感じました!
引き続き、応援よろしくお願いします。
PHOTO: office25
2014年 TeamTras135HP はBMW本社及びBMW Motorrad JAPAN
オフィシャルサポートチームとして承認されています。

ご協賛各社様
◆住友ゴム工業株式会社(ダンロップタイヤ)
◆日信工業株式会社 (NISSINブレーキ)
◆トタル・ルブリカンツ・ジャパン株式会社(油脂類elfウエア)
◆株式会社 ビトーアールアンドディー(JBホイル/精密金属加工部品)
◆ビー・エム・ダブリュー株式会社
◆株式会社D.I.D  (ドライブチェーン)
◆株式会社ザム・ジャパン  (スプロケット)
◆株式会社フリクション  (表面処理)
◆株式会社ケミテック  (競技用冷却水)
◆ファンファクトリー  (車両ラッピング)
◆株式会社ベビーフェイス  (ステップ)
◆オメガ株式会社   (車両専用運搬車)
◆ジップモータープロ(車両メンテナンス)
◆有限会社テクニクス(サスペンション)
◆有限会社トーヨー産業(インターホンセット)
◆有限会社J・スタイル(車両スタンド)
◆BBSジャパン株式会社(PIT用椅子)





お問い合わせ:(有)トラス 新田正直
TEL055-977-9922FAX055-977-9925
e-maill:info@tras.co.jp
by carbon_tras | 2014-09-19 21:31 | Tras Racing

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新田正直photoTras 代表
新田 正直です。