TrasNEWS

トラスより最新情報のご案内

VLN2014 Rd,7
OPEL 6-Stunden ADAC Ruhr-Pokal-Rennen
c0084643_1717765.jpg

クラス SP8 クラス
開催日 2014/8/23
天候 晴れ後雨所により強い雨
エントリー 総数:193 台 SP8 クラス:5 台
出走 総数:169 台 SP8 クラス:5 台
完走 総数:106 台 SP8 クラス:3 台
ドライバー #135
・Uwe Kleen 選手 ・Klaus Völker 選手
・Jordan Tresson 選手
ドライバー #136
・吉本 大樹選手 ・小林 敬一選手
・Jonathan Hui 選手 ・Keith Chan 選手
ドライバー #137
・Helmut Baumann 選手 ・Horst Baumann 選手
c0084643_17172682.jpg

8 月後半、朝晩の気温は10度を下回る!秋らしい気候となったニュルブルクリンク。

c0084643_17174787.jpg
2014VLN 第7 戦、OPEL 6-Stunden ADAC Ruhr-Pokal-Rennen が開催された。今回は唯一6 時間耐久レース。
8 時30 分から開始された土曜日の予選。予選開始直後からクラッシュが多発していた為、中々タイムが出せない。コース上のダブルイエローが解除されるタイミングを見計らってノルドシュライフェに入っていく。
c0084643_17181426.jpg

予選結果
135 総合39 位/クラス2 位
136 総合91 位/クラス5 位
137 総合88 位/クラス4 位
決勝スティントは
135 号車が、Tresson ~Völker ~Kleen ~Tresson
136 号車が、吉本~Hui ~小林~Chan
137 号車がHelmut ~Horst~Helmut~Horst
c0084643_17183053.jpg

決勝は、予定通り12 時スタート。3 台のCCS-R は6 時間の長丁場を乗り切る為に、慎重にレースを進めていく。135 号車のTresson 選手はその中でも傑出した走りを見せ、4 周目、5 周目に9 分切りを難無く見せる快走で総合20 位迄上がる。チームは7 周で136 号車、8 周で135 号車、137 号車をピットインさせる作戦を指示する。
3 台のCCS-R のピット作業が終わって一段落した辺りから、急に空を暗い雲が覆い始める。ウェットタイヤにチェンジするタイミングを計り始める。その頃、ノルドシュライフェでは局所的な豪雨が始まっておりピットは素早くウェットタイヤを準備し、ドライバーもKleen 選手にチェンジ。不運だったのは136 号車Hui 選手だった。タイミング悪く、他のクルマがピットイン中にホームストレートへ戻ってきてしまい、ピットで受け入れる事が出来なかった。その結果、Hui 選手は初めてのノルドシュライフェにも関わらず、ヘビーウェットを1周スリックタイヤで走る事になってしまった。第3 スティントの小林選手
この時点でSP8 クラスのライバル車はリタイヤや降格のペナルティなどで脱落しており、レースは事実上3 台のCCS-R による順位争いとなっていた。相変わらず毎周コースの何処かでクラッシュが起きており、全く予断を許さない状況に変わりはない。
c0084643_17185179.jpg

順調に走っていた3 台のCCS-R だが、アクシデントが起こったのは21 周目。136 号車がDöttinger Hohe を過ぎAntoniusbuche に差し掛かった時、コースアウト。ガードレールへ接触は免れたが、200km/h 以上出ている高速区間でのコースアウトにピットは一瞬青ざめた!136 号車はフロントスポイラーを失っており、ディフューザーも落ちかけていた。小林選手は燃料ギリギリまで引っ張る。3 台共最終スティントに入って運も味方し、1-2-3 フィニッシュ目前となったCCS-R。
136 号車Chan 選手がホームストレートでスローダウン、最終コーナーから立ち上がったところでエンジンが吹けなくなりストール、そこからエンジンの再始動が出来なくなってしまった。136 号車はファイナルラップにリタイヤという、厳しすぎるニュルブルクリンクの洗礼を受ける事になった。
壮絶な6 時間耐久レースはCCS-R のVLN 参戦初のクラス1-2 フィニッシュで幕を閉じた。
137 号車のHelmut Baumann 選手、Horst Baumann 選手は、CCS-R でVLN 参戦2 年目にしてようやく初トロフィーを獲得、忘れられないレースとなったに違いない。
c0084643_1719108.jpg
最終順位
135 号車:総合20 位/クラス優勝
136 号車:リタイヤ
137 号車:総合30 位/クラス2 位
c0084643_17252530.jpg

『Klaus Völker 選手のコメント』
もう1 周早くピットインしておけば?もう1 周我慢しておけば?それほど毎周状況が変わっていた。自分の最後のスティントで履いたカットスリックは、ハーフウェット位の天候が不安定な時にはとても使える。これだけ厳しい条件下でのレースだったから、今日は3〜4 位辺りを狙えればいいかな?と思っていたんだけど、それが1-2 フィニッシュ出来て
♪素晴らしいよ。ありがとう。
『Uwe Kleen 選手のコメント』
レースの前半からリタイヤしている車も多かった、無線でピットと定期的にレースの状況をやりとりして、自分達のペースでレースを組み立てたことが良かった。ダブルイエローも殆ど毎周出ていて、その減速区間を丁度無線に使っていた、レースも後半になってくると、オイルが散っている所が幾つか出てきて、とても危なくなっていた。ちょっとの油断、見落としで大惨事になるのがノルドシュライフェ、無事に車を完走させることが出来てホッとした。勝てて大満足だよ。137 号車も一緒にトロフィーが取れたしね。
『Jordan Tresson 選手のコメント』
車自体のパフォーマンスは良かった、コースコンディション、レースコンディションとの兼ね合いでレースを作っていった。混んでいる時は無理せず比較的空いている時はタイムゲイン出来る様に走った。いつも完走する事を第一に考えて走らせている。トラブル無しで走っていれば、ある程度の順位には行ける、冷静でいられる様に心掛けた。短い時間でコンディションが変わって、結局最後にはまた雨が降ってきたし、難しいレースだったね。でもここでしっかりと勝てたのが嬉しいよ。
『吉本 大樹選手のコメント』
ノルドシュライフェを一回走っちゃったら、日本のサーキットは片手で親指と人差指でステアリング握っても走れる位に感じちゃう。それ程魅力のあるサーキットだし、楽しいです。また来年来られる様に頑張ります。
c0084643_1725395.jpg

『小林 敬一選手のコメント』
念願のニュルブルクリンクで走る、レースに出るという思いがやっと叶えられました。噂通りスリリングだし、周りの雰囲気も含めて、ニュルブルクリンクというものが独特の存在感を出している、ここが聖地だと呼ばれているかを肌で感じる事が出来ました。ある程度思い通りに走る事も出来、本当に面白かった。ドライ〜ヘビーウェットと全部のコンディションを経験させてもらいました。自分のスティントはウェット中心で、1 周が長くて長くて。濃い体験をさせてもらったし、まだまだやり残した事もいっぱいあるし、来年もニュルに来たいですね。
『Jonathan Hui 選手のコメント』
レインコンディションでのニュルブルクリンクの走り方をそもそも分かっていなかったから、精神的にとてもしんどかったですね。車のコントロール自体は問題が無かったから、少しずつニュルブルクリンクでのレースを学んでいけた、悪条件下での車に対する信頼性も確認出来て、それがペースアップにつながりました。満足しています。全てがチャレンジだったし、とてもいい経験が出来た。また早く戻ってきてニュル走りたいです。
『Keith Chan 選手のコメント』
僕にとってビッグチャレンジ!車は抜群の安定感があって素晴らしい。
本戦が始まってから、自分のスティントまで天候がコロコロ変わって、少しでもラインを外すとつるつる滑るし、本当に難しかった。途中からはまた雨が強くなってきて、我慢してウェットタイヤで走っていたのが逆に助かりましたね。そこでペースを上げられたのだけど、最終周に入るホームストレート手前で突然スロットルペダルにクルマが反応しなくなって、色々試したけど、エンジンが掛かってもすぐにエンストしてしまうので、そのままゆっくりとコース脇に止めた。もう少しで完走だったから本当に残念だったけど、素晴らしい経験をさせて頂く事が出来ました。直ぐにでもまたノルドシュライフェで走りたいですね。
c0084643_17261489.jpg

『Helmut Baumann 選手のコメント』
前回、車のトラブルで残念ながらリタイヤしてしまったので、今回は完走を目指したかった。これだけ天候が不安定なので、落ち着いて車を走らせた。ペースも安定していて良かったんじゃないかな。何回か自己ベストに近い走りが出来たけど、そういう時に限ってフラッグが出て、自己ベスト更新はならなかったけど、冷静にレースは進めていった。悪天候で無線にノイズが結構乗ってきて聞こえづらかったね。でも、クラス2 位にもなれたから今日は大満足。チームの皆も本当にテキパキと動き、イレギュラーな状況にも素晴らしい対応を見せてくれた。本当にありがとう。
『Horst Baumann 選手のコメント』
レースの後半になって、スリックで雨の中を走っていた時は、怖くてとてもナーバスになった、いきなりノーグリップになってスピンした時は本当に怖かったです。その後は、何
もない様に見える路面でもオイルがあるかもって思いながら慎重に走った。実際そんな場所がいくつかありとても危険だった。無傷で完走出来て嬉しかったし、クラス2 位の結果は最高に嬉しいです!
c0084643_17264468.jpg
c0084643_17265640.jpg

レポート:櫻井 崇
Report: Takashi Sakurai
by carbon_tras | 2014-09-05 17:17 | Tras Racing

<< VLN2014 Rd,8 VLN2014 Rd,6 >>

カーボン職人集団 Tras
最新ニュース


by carbon_tras


S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
新田正直photoTras 代表
新田 正直です。