TrasNEWS

トラスより最新情報のご案内

MFJ SUPERBIKE2014 Rd,1
●SUZUKA 2&4 RACE
c0084643_924921.jpg

◆2014 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦
◆開催地:鈴鹿サーキット(三重県)国際レーシングコース 5.821km
◆開催日:2014/04/13
◆天候:曇り
◆参戦クラス:JSB1000
◆周回数:20周
◆エントリー総数:56台
◆予選通過車両:44台
◆完走:36台
◆ライダー:寺本幸司


朝晩の冷え込みは若干感じるものの、春らしい天候の中スタートを切った全日本選手権シリーズ開幕戦は、鈴鹿サーキットで4輪のF3やスーパーフォーミュラーと共に開催された。
c0084643_9542519.jpg

金曜日のフリー走行枠は、午前と午後に各1回のみで、共に40分と短い時間で明日の予選に向けた電子制御サスペンションの方向性を探ることになる。電子制御サスペンションシステムはアクセル開度を基準に制御をかけているため、レースシーンにおけるバトルを繰り返す領域になると、ライダーの思いに連動しない動きが見受けられていたが、サスペンションセッティングを担当するテクニクス井上代表とBMW Motorrad JAPANの平野がタッグを組み、ライダーの要求に応じるセッティングに専念することになる。新しいシステムを使用することによりセッティングデータも無く方向性も手探りから創り出す状況に重ね標準品をレースシーンに対応させることにより難しい局面も迎えたが、ライダーと共に前向きに進めることで車両の方向性は見出すことが出来た。

車両のセッティングはコンピュータに接続して行うシステム。
c0084643_9264371.jpg



12日(土曜日)予選はAグループ11:10~45に行われた。ここまで、寺本はDDC電子制御システムサスペンションに2時間弱しか乗っていない。そんな不安も寺本の経験により上手く克服し予選は2分12秒279のタイムを出し、出走56台中“15番手”と、好位置につけることが出来た。寺本が信頼を寄せるメカニック喜田を始め、チーム員が一丸となり進めてきたことが良い方向に進み、明日の決勝に向けマシンの調整に入ることに。
c0084643_9272830.jpg



いよいよ13日(日曜日)決勝の朝を迎える。前日までの、短い走行時間内で、方向性を見出した寺本の要求に合わせマシンの調整を朝フリーで確認し決勝に向けた細かな調整も済ませ、ピットウォークではファンの対応に細やかに接していた寺本も、決勝に向けたメンタル調整を済ませ、定刻の12:45にコースイン!
c0084643_9552533.jpg
c0084643_9555220.jpg

13:00開幕戦の決勝がスタートする。一周目は17位で通過、その後着実にポジションを上げる寺本の走りは、我々チーム員にも気迫と共にモチベーションも上げてくれる!
BMWチームの75武石選手とも、抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げ、ファイナルラップまで第2グループのトップ争いを繰り広げたTeam Tras135HPは12位でフィニッシュを迎えられました。決勝後のリザルトを確認してみて驚いたのですが寺本の後ろ4台のベストラップは寺本より速いことが確認できました。おそらくDDC電子制御サスペンションとダンロップタイヤの組み合わせが良い方向に進んでいて安定したタイムを出すことが出来たのでしょう、一つでも上の順位が望めることが実感できた、良い幕開けとなりました。
セッティングに関しては、何が出来てどのように進むか?手探りの状況が続くと思われますが、次戦オートポリスに向けTeamTras135HP着実に前進し続けるよう努力していきます。
c0084643_9561141.jpg
c0084643_9562242.jpg


◆レース結果
◆12位 ゼッケン:135 寺本 幸司選手 BMW HP4
Team Tras 135HP ベストタイム 2'12.255

◆寺本幸司選手のコメント
全日本選手権開幕戦鈴鹿Rdの結果は予選15位決勝12位でした。序盤からファイナルラップまで、元ワークスライダーや去年のGP-2チャンピオンとの6台の大バトルを制しての結果には満足しています。誰が制してもおかしく無かったバトルは、とても刺激的でした!!しかし僕には運があったようです。僕達の現状のパッケージではベストは尽くせたと思います。これからもっとHP4のDDCシステムのセットアップを進めて進化させていきます!みなさん応援ありがとうございました!
I was push hard final race today. So got a 12 place. It was very hard battle by 6 riders since start lap to final lap. I have satisfaction this result. We should much more be evolution to HP4 DDC system setup by the race and test riding. Thanks for everyone cheer up!!



◆武藤昇監督のコメント
2014年Team Trasにとって、初のJSB1000クラスフル参戦。プライベートとして、電子制御サスペンションを実践レースで使用するのは、全日本選手権最高峰カテゴリーで初のチャレンジです。BMW HP4 は、3月1日・2日の鈴鹿ファン感謝デーにおいてサーキットデビューしました。今回の金曜日ART走行会(40分x2回)、予選35分間だけでの調整で決勝を迎えました。金曜日の走行では、初めてのDDCサスの動きに対して制御(何処を触れば、どのように変化するのか?) に対する経験値がないため手探りでのセッティング、勿論工具は使わずノートパソコンを接続しての作業の連続でした。ライダー寺本幸司の明確な分析に対して、テクニクス井上さんを始めダンロップさんからも的確なアドバイスを頂きながら、現状出来る範疇では最高と思える結果を導きだす事が出来たと思います。
チームスタッフをはじめご協力頂きました皆様に改めて感謝致します。
本日のレースには5台のBMWが参戦!BMW同士のバトルもあり、2002年に鈴鹿8時間耐久ロードレースに参加した時には考えられない興奮を得ることが出来ました。
今回の得たDDCのデータや今後の各サーキットレース得ることが出来る情報を、一般ユーザーの皆様に還元して行きたく思っています。
今後とも,応援宜しくお願い致します。
c0084643_957129.jpg


BMW車両を使用したチームのレース結果 
◆10位 ゼッケン:39 酒井 大作選手 Flex D.R.E.Motorrad39
◆13位ゼッケン:75武石 伸也選手  Flex D.R.E.Motorrad39
◆29位ゼッケン:105野田 達也選  Motorrad Toyota ナガサカレーシング

2014年 TeamTras135HP はBMW本社及びBMW Motorrad JAPANのオフィシャルサポートチームとして承認されています。

ご協賛各社様
◆住友ゴム工業株式会社(ダンロップタイヤ)
◆日信工業株式会社 (NISSINブレーキ)
◆トタル・ルブリカンツ・ジャパン株式会社(油脂類elfウエア)
◆株式会社 ビトーアールアンドディー(JBホイル)
◆ビー・エム・ダブリュー株式会社
◆株式会社D.I.D  (ドライブチェーン)
◆株式会社ザム・ジャパン  (スプロケット)
◆株式会社フリクション  (表面処理)
◆株式会社ケミテック  (競技用冷却水)
◆ファンファクトリー  (車両ラッピング)
◆株式会社ベビーフェイス  (ステップ)

テクニカルサポート
◆ジップモータープロ(車両メンテナンス)
◆有限会社テクニクス(サスペンション)
c0084643_9572578.jpg


PHOTO:Office25
レポート:新田正直
by carbon_tras | 2014-04-22 09:31 | Tras Racing

<< VLN2014 Rd,3 VLN2014 Rd,2 >>

カーボン職人集団 Tras
最新ニュース


by carbon_tras


S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
新田正直photoTras 代表
新田 正直です。